これは未だかつてない語彙力ゼロなブログになりそうなんだけど、
おもしろかった!
以上!!!
村上春樹さんの本はなんやかんやいくつか読んでるのですが、私のこの頭脳では????って感じなことも多く…。
読み終わった後に色んな人の感想をネットで徘徊して補完してたりするんですが。
これは分かりやすかった!!
村上春樹さんの作品は、世界の終わりとハードボイルドワンダーランドが一番好きなんですけど、私的にそれに次ぐ面白さでした。
生理食塩水的な感じで体にするすると入ってくる非常に読みやすい文章。
わたしは結構ふたつの話が混じって行く構図?が好きなので、読み進めるたびにふたつの話が混じり合い謎が解けていくのが楽しかった。
そして、カフカ君の父の異様さ!!
めっちゃこわい。とても不気味!
彼が終わりの方でもう一度出た時、ぞっとして思わず本を閉じてしまった。
単純な悪ではない、善や悪、生や死、そんなものを飛び越えた存在で、とにかく恐ろし過ぎる。
すっげーこわいの。
カフカ君サイドの話も良かったけど、私は圧倒的にナカタさんが好き…!!!
かわいい…!!とてもかわいい!!
星野青年も、いい人だったね。
2人の旅はなんだかほっこり。
でもナカタさんは、なぜ入り口に入ってしまったんだろう?
先生の告白がやはり関係しているのかな。
最後ナカタさんが死んでしまったのは本当に唐突で、私も星野青年のような気持ちになった。
でもあの場所で字が読める自分に戻ったのかな。
でもそこには字がないんだよね…。泣
大島さんも素敵だった。
アイヒマン裁判の話、想像力が欠如した人間…。私も同意である。
あと、これはそれぞれの読者の考えだと思うけど、
佐伯さんは本当のお母さん、さくらは本当のお姉さんではない、と私は思ったな。
うーーーーん、おもしろかった!!
1Q84、騎士団長殺しをまだ読めてないので、今度図書館で借りよー!